IZAKAYA
沖縄の台所ぱいかじ 国際道り牧志店
2020.02
- 所在地
- 沖縄県那覇市
- 業態
- 沖縄居酒屋
- 施工内容
- 看板工事・内装工事・グラフィックデザイン
CONCEPTコンセプト
沖縄県の観光名所、那覇市国際通り。「沖縄料理と居酒屋のぱいかじ 」は、その中でも一際賑わいをみせる交差 点の角に位置する。
観光客をメインターゲットとしたこのお店は、外観も大きな看板にグラフィックを設け、沖縄の歌と踊り、美味し い料理とお酒でおもてなしをすることが一目でわかるようデザインした。 店内に入ると、沖縄の要素がふんだんに盛り込まれている。 普通CBで積まれたひんぷん(目隠し壁)には、沖縄独自の異形ブロック”花ブロック”が描かれており、その他 の壁にもシーサーやキジムナーなど目で楽しめるようになっている。 一番目を引くのは、壁面や天井にディスプレイされたカンカラ三線。その間には、工工四(三線の楽譜)を吊り下 げ、さらに動きが出るようにディスプレイした。生演奏が楽しめるステージでは、ガジュマルのグラフィックをバ ックに、ブーゲンビレアが掛かった赤瓦屋根の下で歌い手が三線を持って空間を盛り上げる。
居酒屋の スタッフ、お客さん、そして空間一体となって沖縄の夜を盛り上げられるよう意識した。
PHOTO
GALLERY
Facade外観
雑多な風景の中でも一際目立つ大型看板
Graphicグラフィック
看板のグラフィックもオリジナル。楽しい雰囲気と歌って踊れる居酒屋であることが一眼でわかるデザイン
Entranceエントランス
入り口は、首里城の守礼の門のようなデザインに。あえて、手書き感のあるフォントタッチに。
Designデザイン
団体席は、既存のテーブルを活かしてレイアウト。
Designデザイン
団体席の上部には、オリジナルカンカラ三線をレイアウト。その間には、工工四(三線の楽譜)を吊り下 げ、さらに動きが出るようにディスプレイ。
Graphicグラフィック
ホールの壁面には、楽しく踊るエイサー隊やチョンダラーのイラストをデザイン。
Designデザイン
壁面にも上下に間接照明をまわしたカンカラ三線をディスプレイ。カンカラ三線の面は、首里城をイメージした朱色で塗装。
Designデザイン
生演奏が楽しめるステージ。ガジュマルのグラフィックをバ ックに、ブーゲンビレアが掛かった赤瓦屋根の下で歌い手が三線を持って空間を盛り上げる。
Designデザイン
普通CBで積まれたひんぷん(目隠し壁)には、沖縄独自の異形ブロック”花ブロック”が描かれており、その他シーサーやキジムナーなど沖縄に関連するイラストをふんだんに盛り込んだ。
Designデザイン
既存の座敷席にも、ひんぷん のような目隠し壁。柱は、レトロ なモザイクタイル をデザイン貼り。
Detailディティール
カンカラ三線は、”三線工房 まちだ屋”さん製作のオリジナルの棹(さお)。胴の部分は、カラフルな紅型生地を貼り付けて製作。
撮影:石橋マサヒロ